
理学療法(PTとは…)
「理学療法は治療的運動(運動療法)、指導、熱、冷、光、水、マッサージ、電気などを使う身体的治療の科学及び技術である。治療の目的には疼痛からの解放、循環の増進、障害の防止と矯正、筋力・可動性・協調性などを最大限に回復することなどがある。理学療法には、神経損傷の程度、筋力を測定するための電気的および徒手的テスト、各種機能測定テスト、関節可動域測定、肺活量測定などを医師の診断の補助として、また回復度を記録するために行うことも含まれている。」世界理学療法連盟(World Confederation for Physical Therapy〈WCPT〉)定義(1982年)
基礎となる解剖学・生理学・運動学

運動学実習
本校では基礎医学系科目の学内実習にも力を注いでいます。理学療法学科、作業療法学科合同で行われる運動学実習では、グループに分かれて、10テーマの実習項目を課題に沿って順次履修していきます。等速運動筋力測定装置、歩行分析装置、呼気ガス分析装置、肺活量計、心電計、筋電計などの特殊な設備機器を実際に操作して、データの採取と分析をしながら、講義で得た知識を深めます。各実習項目毎に、指導担当教員が配置されているため、一人一人の学生に対し、きめ細かな実習指導を行います。
評価=正確な検査に基づく結果の考察と解釈。

理学療法評価学
評価は治療方針を決定する上で非常に重要です。正しい評価ができるよう、正確な検査・測定を様々な疾患や障害に対して実施するための知識・技術について実技を交えて学習を進めていきます。
中核をなす三つの治療学

運動療法学
解剖学・生理学・運動学に基づいた基本的な運動療法の理解と、それを様々な疾患や症状の治療に応用するための知識・実技を正しく習得し、臨床現場で求められる即戦力を養います。

物理療法学
温熱、寒冷、水、電気、光線などを用いた治療法を物理療法といいます。痛みの軽減、循環の改善といった目的で行われる理学療法の主要な部分を占める療法の1つです。各物理療法の種類や、作用起序、原理、効果、方法論などを学ぶとともに、実技演習を行います。

障害対応生活技術論
様々な疾患の身体的障害と、その日常生活動作能力低下の関係、その検査法や指導法について、講義と実技で理解を進めていきます。
臨床実習による学習の統合

臨床実習
理学療法の面白さ・奥深さ・やりがいを実感することのできる実践的実習す。現役の理学療法士の指導のもと、病院や介護老人保健施設などで実施されます。その到達目標や期間は学年ごとに設定されています。
1年次では3日間の見学実習を後期に2回実施します。ここでは、社会性など理学療法士としての資質を学びます。本格的な臨床実習は2年次に始まります。問診を含めた専門的な検査の技術と、収集したデータの統合と解釈、治療プログラムの立案について、2週間の実習を前・後期に1回づつ実施します。3年次の実習は2年次と比較してより実践的な実習となります。10週間にわたる臨床実習を2回、既習の知識・技術の統合や向上はもとより、対象者やそのご家族、病院スタッフとの係わりを通し、医療人としての自覚と責任ある行動を求められます。